2017年もお盆の時期が近づいてきました!
学生のうちは学校が夏休み中なのでそれほど意識しませんが、社会人になると長い期間の休暇はゴールデンウィークや年末年始、それにお盆休みと、それほど多いわけではありません。お盆休みがどれくらいなのか、気になるところです。
そこで、今年2017年のお盆休み期間について整理してみました。お盆の予定を立てるお役に立ててください。
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2017年のお盆休み、いつからいつまで?
さて、今年のお盆休みって、いつからいつまでなのでしょう?
一般的には、お盆休みが「2017年は8月11日から8月16日の6日間」になる会社が多いのではないでしょうか。
これは、8月11日が山の日のためです。山の日は「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」ことを趣旨として2016年に祝日となりました。お盆自体は8月13日から8月16日になります。
では、有給休暇を取得できる場合はどうでしょうか。8月17日と8月18日に有給休暇を取得できれば10連休の大型連休にすることも可能かもしれませんね。
あるいは、8月7日から8月10日まで有給休暇が取得できれば、さらに大型の12連休です。
これならば、ゆっくりヨーロッパあたりに海外旅行もいけそうですよね。
ただし、このような連休が取得可能な方は限られるかもしれません。サービス業などそもそも連休が繁忙期となる職種の方は、混雑を避けた時期に休暇を取得する場合が多いのではないでしょうか。
お盆休み2017、旅行や渋滞のピークは?
2017年のお盆休みは、比較的連続休暇になりやすいと言われています。山の日が祝日となった影響から夏休みのレジャー、帰省や旅行などで大きな混雑が予想されています。
帰省ラッシュは、会社終わりしだい、いち早く出発したい人などで8月10日からすでに高速道路などで混雑が始まることが予想されます。8月11日になると渋滞が本格化するでしょう。渋滞の名所といわれる箇所では20キロから25キロの渋滞も予想されます。
8月12日は午前中に下りの渋滞がピークに達します。渋滞は40キロ、45キロに達するかもしれません。8月13日以降は渋滞も一段落しそうです。連休自体が比較的長いのでピークがある程度分散することも予想されます。
すると今度は、8月15日には上りの混雑が始まります。ピークは午後からと考えられるでしょう。最終日の8月16日は最終日ということで帰省やレジャーを終え、帰宅している人が多いと考えられ、15日ほどの混雑はありませんが、ぎりぎりまで休暇を楽しむ人たちでそれなりの混雑が予想されます。
また、8月19日、20日も有給休暇を取得し、大型連休とした人たちによって混雑が考えられます。ただし、15日、16日ほどの混雑は考えにくく、25キロくらいの渋滞が予想されます。
故郷への帰省や夏休みの旅行のご予定には、渋滞予想なども考慮の上、余裕を持ったスケジューリングでお盆休みを楽しみましょう。
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「お盆」とは一体なに?
ここで、そもそも「お盆って何?」ということを確認しておきましょう。
お盆とは祖先の霊を供養する行事です。伝統的な農耕儀礼や、祖先をお祀りする習慣などが融合して現在の形態となりました。
お盆に行われる先祖の迎え入れ・送り出しの行事や風習などは、地域によって異なります。いずれにしても実家へ戻って、先祖のお墓参りなどをして、その地方地方に伝わる方法で、お盆の準備をします。
東京では7月15日にお盆の行事を行うことが多いですが、これは新のお盆といいます。
全国的にみると多くの地域で8月に行われる旧盆が主流です。 お盆の時期が異なるのは明治時代の改暦によります。改暦によって日本の各行事は30日遅れとなり、お盆も8月15日に行われるようになりました。
お盆の入りはいつ?
2017年のお盆の入りは8月13日です。中日は8月14日で、盆明けは8月16日となります。
お盆ではお盆の入りに迎え火を焚いて祖先の霊をお迎えし、お盆明けには送り火を焚いて送ります。
お盆は15日が中心で、これをお盆の中日などといいます。この時期に行われる七夕や盆踊り、夏祭り、お中元なども、すべて盆の習慣から派生した行事なのです。
これは仏教伝来以前からの祖霊祭祀から発生している古い習慣とされ、正月と同じように、日本人にはなくてはならない習慣なのです。