マレットゴルフが静かなブーム。ルールや服装、打ち方・上達法など。

マレットゴルフの基本とやり方。初心者の服装とスティックの握り方をわかりやすく解説します。

マレットゴルフとは?

マレットゴルフ

マレットゴルフとは、スティックとボールを使って少ない打数でゴールゴルフにカップインさせることを競うスポーツで、日本で誕生しました。木槌(マレット)で打つのでマレットゴルフと呼ばれています。

本来のゴルフに比べ、とても安い値段でプレイできることも手伝い、老若男女の生涯スポーツとして普及しています。

福井県が発祥の地ですが、一番盛んに行われている県が長野県と言われています。河川敷や里山など適した土地がマレットゴルフ場に整備されているのです。

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マレットゴルフの基本とルールとは?

マレットゴルフのルールは、基本的にはゴルフに準ずるものとされます。

通常はゴルフ同様、4人一組でプレイするが、何人でもプレイが可能(一人でのプレイも可)
1ホールは、通常数十メートル。イン・アウトの18ホールで1プレイとする。パー(PAR)は、通常3~5打に設定。

「日本マレットゴルフ協会」のルールに基づくが、コース状況などによりローカルルールが重視されることが多いです。

マレットゴルフのプレーとマナーについて

マレットゴルフ ホール
マレットゴルフのプレーの基本や、特徴について説明します。

プレーの基本はストロークプレーとマッチプレーの2種類の競技方法があります。一般的には個人戦中心のストロークプレーが基本となっています。

個人戦では総打数の最も少ないプレイヤーが勝利となります。(この場合の打数は、そのプレイヤーが打った打数のことをいいます。)同打数の者が複数名いる時にはプレーオフにより勝者を決めます。

団体戦の場合は、チームのメンバー全員の打った打数のトータルが少いチームが勝利となります。同打数者のチームが複数いる場合には最小打数のプレイヤーの多いチームが勝ちとなります。

マッチプレーは、各ホール毎の打数の多少で勝敗を決めていきます。

マレットゴルフの服装と用具。これだけあればOK

マレットゴルフをするに当たっての用具(道具)と服装についてご説明します。

まず、用具としては、玉を打つ「スティック」が必要になります。

スティックはT型をしており、素材はヘッドの部分がアルミ合金やチタン製で、シャフトはボロン・カーボン・スティールなどの種類があります。

ボールは直径75mmの正式な規格に沿ったボールを用意しましょう。

マレットゴルフ用品の一式がセットになっていて、どれがいいか悩まず購入できる商品が用意されています。

こちらは、クラブとボールなど必要な道具がセットになっています。クラブはシャフト長は70cm/75cm/80cmから選び、カラーもグレーとシルバーの2色があります。

ボールも9色から好きなカラーが選べ、その他に用具を入れるポーチ、マーカー、スコアカード(カードケース付き)の5点セットです。

初心者の方でもこのセットがあればすぐにプレーできますし、「全日本マレットゴルフ連盟・日本マレットゴルフ協会認定品」なので公式戦にも参加できますよ。

マレットゴルフの服装とマナー。専用のウェアは必要?

マレットゴルフをする時の服装ですが、「絶対にコレじゃなきゃダメ」という専門のウェアはありません。

基本的には動きやすい服装であればOK。トレーニングウェアやジャージ、シャツなど軽い運動をするときのウェアを着ていきましょう。

ただし、マナーを重視するスポーツですので、あまりにもラフな服装や派手な服はNGです。一緒にプレイする人が不快にならないよう気を付けましょう。

基本的なルールはゴルフに準じているので、ハイネックや襟付きのシャツ、下はパンツスタイルでシャツは必ずズボンに入れといったマナーを守りましょう。

男性ならポロシャツに動きやすいパンツ、ハーフパンツでプレイする人もいらっしゃいます。

女性も動きやすい服装で、ポロシャツなどのレディースウエアが無難でしょう。


パンツはショートパンツでもOkです。

マレットゴルフ打ち方のコツ。スティックの握り方が大切です

マレットゴルフの打ち方は、ゴルフのパッティング(パター)の打ち方を真似るとよいでしょう。

スティックの握り方、スタンスの取り方、スイングの動作など、ゴルフのパターとほぼ同じになります。

ゴルフ経験者ならパッティングを思い出し、リラックスしてスイングする。

初心者であれば、まずはスティックのフェースをボールに当て、真っ直ぐ打つように意識してみましょう。

コツさえつかめば、あとはコースによって打ち方を工夫すれが上手になりますよ。

マレットゴルフ練習の仕方は?上達のコツはこれ。


練習方法や上達法をよく聞かれますが、これはもう「練習と実践あるのみ!」だと思います。

たくさんボールを打つ練習をし、できれば実際のプレイを重ねること。コツを掴めば誰でも上手くなっていきます。

家で練習する方法

時間がなくてグランドでのプレイができない場合、ゴルフのパット練習用マットを用意してみよう。
パターの練習と同じく、室内でもスティックでボールを打つ感覚が磨けます。

マレットゴルフ場ってどこにあるの?


マレットゴルフ場のコース設備ですが、ホールは深さ200mm以内、直径185mm以上となっています。
グラウンドゴルフと違ってホールが必要なので、マレットゴルフ専用のコースが常設されています。

ですので、お近くの公園などではマレットゴルフのプレイは難しいですね。

【パークゴルフ・グランドゴルフとの違いは?】

マレットゴルフと似たスポーツで、「パークゴルフ」や「グラウンドゴルフ(グランドゴルフ)」「ゲートボール」などがあります。

パークゴルフやグラウンドゴルフは個人戦でのプレイ、ゲートボールはチーム戦で戦う競技です。

パークゴルフはクラブでボールを打ち打数を競う競技になります。グランドゴルフは、木製クラブでボールを打つ競技など、少しずつ違いがあります。

それぞれの違いについては、こちらにまとめています。

マレットゴルフとパークゴルフ、グラウンドゴルフの違いは?

マレットゴルフとグラウンドゴルフはスティックの材質(アルミ合金か木槌か)とホールほ形状(穴かホールポストか)の違いがあります。その他の詳細はこちらのページで解説します。

グラウンドゴルフが大人気!ルール・用具・上達法など解説します。

マレットゴルフとパークゴルフの違いは、スティックの形状(木槌と金属)、コース設定などでパークゴルフはプレーが簡単です。
シニア&若者に大人気!パークゴルフを解説(ルール/打ち方/上達法)

初心者向けでもあるので若い世代や子供にも好まれています。詳細はこちらのページをご覧ください。

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