にんじんには多くの栄養素が含まれていることをご存知ですか。
体にいいことは何となく知っていても、どんな効果があるのか?
どうやって調理するのがいいのか分からないといった声もちらほら聞こえてきます。
私も子供の頃から「にんじんは栄養がたくさんあるからしっかり食べなさい」と言われた覚えがあります。
また、最近テレビでにんじんは皮ごと食べたほうがいいという番組を目にしました。
そこで、今回はにんじんについて詳しくお話したいと思います。
にんじんに含まれている栄養成分について
まずはにんじんに含まれている栄養素はについて簡単にまとめました。
ビタミンA(カロテン)
体の免疫力を上げることで病気を予防したり、ガンを抑制したりする効果がある。また、皮膚や粘膜にも作用するといわれており、風邪の時期などにウイルスや細菌の感染を防ぐ効果もある。
乾燥肌になるのを防いだり、肌が滑らかになったり、また髪の毛や爪の状態も良い状態に保ってくれる。
カリウム
体の中にある余分な塩分を外に出してくれる。そのためむくみなどの解消につながったり、血液の流れが良くなる効果が期待できる。
食物繊維
便通を浴する効果がある。便秘は肌荒れの原因になるだけでなく、肥満や生活習慣病の予防にもつながる効果がある。
とにかく女性だけでなく、小さい子供からお年寄りまで幅広い年齢で効果が期待できる野菜ということが分かりますね。
また、にんじんの栄養素は皮の近くの部分の多くあるといわれています。そのため皮を剥いてしまうと栄養素が失われてしまう可能性があります。
人参の「皮」、実は皮じゃなかった!
そもそも、売っているにんじんには皮はついていないそうですよ。触った感じが硬くてざらざらしていたりするので、皮だと勘違いしているようです。
にんじんの皮は洗った工程でほとんど剥けてしまっているそうです。私たちが皮だと思っているものは実は乾燥してしまった部分だそうです。
ということは、料理するときにピーラーなどで皮むきする必要がないということですね。
にんじんの栄養を気軽に摂れるおいしいお料理レシピ
すぐ作れる!にんじんの栄養を気軽に摂れるおいしいお料理レシピをご紹介します!
にんじんの栄養素を効果的に摂りたい!そんな方には必見です!!
私のお得意レシピをご紹介します。どれも簡単ですし、栄養素をしっかり摂る事ができますよ。
さきぼども出てきましたが、にんじんにはカロテンが含まれています。
これは脂溶性ビタミンといって油に溶けやすい性質を持っています。ということは油と一緒に調理すると効率的に栄養素を摂り入れることができるということです。
これを踏まえてレシピを見ていってくださいね。
「にんじんしりしり」
沖縄のご当地料理のようですが、県民ショーなどでよく取り上げられているので知っている人も多いと思います。レシピも人それぞれで、クックパッドを調べるとかなり出てきます。
用意するもの(材料)
- にんじん(千切り)
- シーチキン
- めんつゆ
- 油(サラダ油でもごま油でもOK)
調理は簡単。油でにんじんとシーチキンを炒めてめんつゆで味付けるだけ。パパッと作れて常備菜にもできるオススメレシピです。
私はシーチキンを使っていますが、豚肉を使ったりしても美味しいです。
「にんじんのきんぴら」
きんぴらはごぼうで作るのが一般的ですが、にんじんで作るのもとても美味しいですし、簡単です。子供にも好評です。調味料も覚えやすいので私はいつもこのレシピで作っています。
用意するもの(材料)レシピ
- にんじん(千切り)
- いりごま
- ごま油(なかったらサラダ油でもOK。ごま油のほうが香りがいいです)
- 醤油、みりん、酒、砂糖
醤油、みりん、酒、砂糖は、1:1:1:1の割合です。
(例えば大さじ1であれば全て大さじ1)
油でにんじんを炒めて合わせた調味料で味をつけたら最後にごまを入れるだけ。
調味料の割合が覚えやすいので、にんじんの量に合わせて液の量は調節してください。
ちなみにこの調味料の配合は、他のきんぴらでも応用できますよ。さつまいものきんぴらも好きでよく作っています。
でも、どうしてもそのまま調理することに抵抗がある人いますよね。
その皮を捨てないで調理してみませんか。私は皮だけを利用してふりかけを作っています。
「簡単皮だけふりかけ」
本来ならゴミとして捨ててしまうような、野菜の皮を使ってふりかけを作ります。
用意するもの(材料)レシピ
- にんじんの皮
- 大根の皮、カブの皮、大根の葉っぱ、カブの葉っぱなど
- かつおぶし
- ちりめんじゃこ(あればでOK)
- だし醤油
- ごま油
大根の葉などは、その時に冷蔵庫にある野菜の皮や捨ててしまう部分などを代用してください。
野菜の皮は細かく小さめの千切りにする。油で全てを炒める。全体に火が通りぱりぱりになってきたらだし醤油を回しかけて味付けする。
簡単ですが栄養満点。ご飯に混ぜておにぎりにしてもよいですよ。子供たちも喜んで食べてくれています。
さきぼども出てきましたが、にんじんにはカロテンが含まれています。
これは脂溶性ビタミンといって油に溶けやすい性質を持っています。ということは油と一緒に調理すると効率的に栄養素を摂り入れることができるということです。
まとめ
にんじんの栄養をしっかり摂って健康な体を手に入れましょう。