【為替相場とは?】
為替相場(為替レート)は、異なった通貨の売買(交換)を外国為替市場において行うこと、交換比率のことで為替レートとも言います。
日本においては最も頻繁なのが「円・ドル」の為替相場ですが、そのほかにも様々な通貨の組み合わせの相場があります。
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《主な為替相場》
・米ドル
・ユーロ(欧州)
・元(中国)
・ポンド(イギリス)
・オーストラリアドル
・レアル(ブラジル)
・シンガポールドル
・バーツ(タイ)
・・・など
為替相場の推移(為替チャート)
為替相場は一日中、世界中のどこかで刻々と動いています。その値動きの変化は「チャート」と呼ばれるグラフや表で確認することができます。
為替チャートは、過去の為替レートの価格を時間軸でグラフ化したものです。為替レートの動きを数字だけでなく、チャートを使うことで視覚的に把握しやすくなります。
為替チャートは、銀行など金融機関やFX(外国為替証拠金取引)会社のホームページで見ることができます。
また、ポータルサイトでは「Yahoo!JAPAN」の「Yahoo!ファイナンス(ヤフーファイナンス)」のページでも確認できます。
《為替相場のリアルタイムチャート》
刻一刻と変化する為替レートでは、リアルタイムな動きを正確に把握することがトレードの基礎となります。
為替相場のリアルタイムな動きを表すのが「リアルタイムチャート」です。
時間の経過に沿っての推移が、過去から今現在まで一目瞭然となり、今現在のリアルタイムは数値も自動更新されています。
(為替チャートの種類)
・1分足
・10分足
・1時間足
・日足
・週足
・・・など。
【株価指数(日経平均株価、TOPIX、ダウ平均株価)】
日経平均株価は、東証一部上場の主要225銘柄を基準とした平均株価の数値で、日本の株式市場の代表的な株価指標の一つとされます。東京証券取引所第一部に上場する約2000銘柄の株式のうち、225銘柄を対象にして日本経済新聞社が算出しています。「日経平均」や「日経225」株価とも呼ばれます。
「TOPIX」とは、東証一部上場の全銘柄の時価総額の合計を全銘柄で割って出した数字です。東証株価指数をアルファベット表記してTOPIX(トピックス)と呼びます。
日経平均株価の推移は、日にちごとに始値・高値・安値・終値で表記されます。日経平均株価のリアルタイムチャートは、日経平均の株価指数を速報値で表したものです。
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「日経平均PER」とは、日経平均株価225銘柄のそれぞれの時価総額を、利益を合計したもので割ることで求められます。
「PER」とは、株価収益率といい「今の株価が1株当たりの純利益の何倍か」を算出した数値です。
【NYダウとは?】
NYはアメリカ・ニューヨークのことで、「NYダウ」アメリカ合衆国の代表的な株価指数です。
「ダウ工業株30種平均」のことで、「ダウ・ ジョーンズ」社という「ウォールストリート・ジャーナル」紙を発行している新聞社が算出しています。
NYダウ(ニューヨークダウ)は、アメリカ合衆国の優良30銘柄を選び、その株価を指数化したものです。
NYダウのリアルタイム
ダウ平均株価の今現在のリアルな値動きを把握するには、NYダウのリアルタイムチャートが利用されます。
リアルタイムチャートはFX会社などが公開しており、NYダウ平均株価の推移や時系列での変化を一目で見ることができます。
NYダウの開いている時間帯は、日本時間でいうと23:30から翌朝6:00まで(冬時間)です。夏時間(サマータイム)は22:30から翌5:00となります。
【経済指標とは?】
経済指標とは、国(政府)など公的機関が発表する、経済状況を構成する要因(物価・金利・景気動向・貿易収支など)を数値化したものです。現在の経済状況や過去からの推移を把握し、経済の安定性や成長の指標とする統計になります。
《経済指標 一覧》
(金融)・・・政策金利、M3増加率、マネタリーベース、日経平均株価、円相場、日経インデックス、米国指標
(景気)・・・GDP(国内総生産)景気動向指数、消費動向、短観、法人企業統計、住宅建設投資、機械受注・稼働率、鉱工業指数、農業指数
(雇用)・・・完全失業率、有効求人倍率、現金給与総額、所定外労働時間、常用雇用指数、企業倒産件数、
(物価)・・・消費者物価指数、物価上昇率
(貿易)・・・輸入・輸出、輸入物価指数、国際収支
これらの経済指標は、その国の経済状況を表しており、将来の為替レートや株価の値動きを予測する上で役立ちます。