海外旅行でいるものがパスポートですね。では、パスポート更新は必要書類は何でしょうか。ここでは、手続きや方法について順を追って解説してきます。
パスポート更新の方法や手続き
まず、パスポートを更新する場合に必要なものですが、パスポートと写真、申請書の三点でOKです。基本的にパスポートは都道府県単位で発給されるので、各都道府県のパスポートセンターで行います。
また、何らかの理由で住民票のある場所で申請することができない場合は、住民票の写しが必要です。
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例えば、住民票は北海道だが、東京で申請する場合は北海道の住民票(申請日から6ヶ月以内のもの)を添付する必要があります。
海外にいてもパスポート更新はできる?
海外での更新も可能です。パスポートの有効期限が切れたら、帰国できなくなりますから、現地の日本大使館や領事館へ行って更新します。
海外での申請は日本での申請より比較的早く終わります。注意してみるとわかるのですが、海外で更新した場合はパスポートの発給場所が日本の都道府県名ではなく、現地の発給場所が記載されています。
海外での滞在経験がある人のパスポートを見せてもらうと、もしかしたら、その国の日本大使館の住所が書いてあるかもしれませんね。
パスポートの更新については以上になります。
パスポート更新の料金(費用)
さて、パスポート更新の料金ですが、一体いくらかかるのでしょうか?
海外旅行をする方にとって、一番気になるところかもしれません。パスポートは5年と10年があり、東京都の場合は、2017年現在で5年が「11,000円」、10年が「16,000円」です。
ただし、12歳未満に限っては、5年のパスポート費用が6,000円となっています。成人の方であれば、5年のパスポートを2回発給してもらうより、10年のパスポートを1回発給してもうらほうがお得なので、10年で申請するといいでしょう。
なお、20歳未満の場合は成長段階にあり、顔が変わりやすいので、多少料金がかかりますが、5年のパスポートを申請すると入国審査でスムーズに通過できます。
ちなみに、現在はICチップ入りのパスポートが主流ですが、実はICチップ代の1,000円が加算されています。
パスポート申請の必要書類
パスポートの申請書類はパスポートセンターで受け取る他、インターネットを通じてのダウンロードも可能です。
必要書類など詳しいことが書かれているので、パソコンやスマートフォンをお持ちの方は事前に入手しておくとパスポートセンターでもスムーズに申請することができるでしょう。
申請書類の署名欄ですが、日本語でもローマ字でも構いませんが、ローマ字は別の場所に印字されるので、日本語で書いておくと偽造もされにくくなるので安全です。
また、中国や台湾など漢字圏の国を旅行する際は漢字で書いておくと便利です。
なぜなら、ホテル宿泊の際に本人確認でパスポートを使用するので、早く手続きが終わるからです。
特に、中国(大陸)では日本のように誰もが義務教育で英語を習うわけではないので、英語の普及率はかなり低いです。
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パスポート更新の日数や所要時間
パスポートの更新はいつから、いつまでに行えばいいのでしょうか?
基本的に1年前から更新可能です。例えば、2020年12月31日で切れる場合は、2020年1月1日から更新が可能です。多くの渡航先では出国の日から6ヶ月以上の有効期間を必要としている国や地域が多いので、6ヶ月を切ったら更新するようにしましょう。
渡航中に期限切れになると、わざわざ現地の日本大使館を探して、臨時帰国用のパスポートの発給をしてもらわないといけないので、滞在費用もかさみ二度手間になります。快適な海外旅行にするためにも、パスポートの有効期限はこまめにチェックしておくといいでしょう。
更新が終わるまでの所要日数ですが、日本のパスポートセンターで更新手続きをした場合、おおむね5日で受け取ることができます(土日祝日や年末年始を除く)。
パスポートの更新を代理できる?
パスポートの更新の代理は可能ですが、パスポートの申請書類の署名欄は本人のものでなくてはいけません。
そのため、予め用意した申請書にサインをしてもらって、代理の方が申請または受け取りという流れが一般的です。
また、申請には自分で行くけれど受け取りは代理人が行くという方法も可能です。その場合でも、代理人の方は顔写真付きの身分証、例えば免許証などを持参していくといいでしょう。
パスポート更新の手続きや料金、申請書について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。少しでも助けになれば幸いです。
それでは、パスポート更新して、よいご旅行を!